根津美術館は都会のオアシス、円山応挙展と庭園の紅葉を楽しむ
根津美術館は、青山のオシャレゾーンにありますが
都会のオアシスのようで大好きな場所の一つです。
開催する美術展はもちろんですが、四季折々の庭園の移り変わりを楽しむのが大好きです。
美術館のエントランスからして好き。
また、毎年5月にはカキツバタを楽しみます。
秋は、紅葉。
庭園を味わい、美術館内にあるカフェで過ごすだけでも
心が豊かになり、浄化される気がしますね。
自分の好きな場所が大都会の中にあるって、いいものですね。
根津美術館について
根津美術館は、実業家根津嘉一郎(1860~1940)が集めた美術品コレクションを保存展示するためにつくられた美術館です。
山梨県生まれの根津嘉一郎は、東京をベースにして、実業家、政治家、また教育界でも活躍、また茶の湯にも力を入れ、美術品のコレクションには力が入ったそうです。
その遺志を継いだ二代根津嘉一郎が、昭和15年に財団を創立、翌年根津美術館開館となったそうです。
所蔵品の数は、平成28年3月末の時点で、7,420件(国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件)
コレクションの大部分は、初代根津嘉一郎が集めたものだそうです。
場所は、表参道の駅から徒歩数分です。
詳細は、根津美術館ホームページへ ⇨http://www.nezu-muse.or.jp/
円山応挙とは
円山応挙は、京都に興味を持っていると必ず出会います。
私は、円山応挙の絵画を直接鑑賞したことがなかったので、今回は、とても良い機会でした。
円山応挙は、18世紀中頃に京都で活躍した代表的な絵師であり、写生に基づく新しい画風によって
日本の絵画史に革命を起こした画家です。
狩野派の低迷もあり、人気絵師として活躍しました。
根津美術館での展示の面白さは、
学習と写生の徴として、写生図巻が展示してありそれが実にリアルで見応えありました。
このゾーンは非常に人気があり、ガラスにへばりつきながら、ゆっくり移動してじっくりと写生画を見たのですが、
草花、動物、鳥、、、たくさんの写生画はリアルであり、絵画を勉強している人にはさらに興味深かったのではないでしょうか?
また、円山応挙の華やか絵画も素晴らしく見とれてしまいました。
経典に解かれる七難七福をリアルに描いており、非常に興味深く鑑賞しました。
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