京都好きにおススメの本6冊

   2017/02/02


「景観を歩く京都ガイド」清水康博著

最近は、旅にガイドブックを持たないで出かけるようになりました。
特に京都は。

ガイドブックは持たないけれども
駅前の観光案内所でマップと特別拝観などの情報を手に歩きます。

ところで
京都について書かれた本で、何冊か好きなものがありますが
気が付けば、どれも、芸大の教授のものです。

芸大は、古美術研究(こびけん)で学生全員?が
京都奈良を研究旅行をされてる様子。

我が家の芸大の子も、楽しんでいた記憶があります。

流れるような文章であり
また、京都の街や建物への視点が面白いです

この清水さんは、清水焼の方ですが
ご兄妹が継がれ、著者は芸大の教授のようです。

空間や
シークエンス、囲う、
導く、古まる、奥へ、、など
さまざまなキーワードで見ていくところ等
本当に面白く、時々、手に取り読む本です。

「京都美術鑑賞入門」 布施英利著

京都欠乏症になると
いつも手に取る本。

この本の著者、布施先生は芸大教授。
視点は勿論面白いのですが、文章がすーっと体に入ってくるといいますか、
鑑賞しているように読める、そんな本なのです。

中学三年の息子が(現在芸大1年)
京都へ行くのに何か読ませる本はないか?
京都初心者にむけた本はないか?
そんな思いから、この本を書かれたそうです。

美の名所をどのようにみたら良いのか。
美術の作品の
(仏像、絵画、庭園、建築、垣根、花など)どれの何をみたら良いか。
有名な芸術家たちの何をみたらいいのか。

そんな事をわかりやすくまとめてくださっています。

垣根を意識したことがなかったのですが
光悦寺垣、建仁寺垣、金閣寺垣、竜安寺垣、、じっくりと味わいたいですし

庭もひとつ一つの風景とみたてなど
ゆっくりと人の少ない時期に時間を取り
味わいたいですね。

楽しみがたくさん!

ガイドブックはいらないので
次回は、この本とマップを持ち京都を歩きます。

誰もが知っている有名なところ
金閣寺、銀閣寺、、、なども時間をかけて丁寧に
ゆっくり味わいたくなりました。
良い本に出逢うって嬉しいですね。

寺、仏像、庭、美術の作品、芸術家達
にわけての解説ですが
どの項目も誰もが知っているものなのですが
たとえば
寺でいうと、金閣寺、銀閣寺、平等院、東大寺、とか
芸術家は、尾形光琳、夢窓疎石、千利休とか。

まるで初めて鑑賞するようであり
何度読んでも、ほ~~そうなのか、
と益々京都の美術の面白さを知ってしまうのです。

この本は5冊買いました。
人にあげたり、保管したり、読んだり。

大切にしたい、本の一冊です。

「京洛四季」東山魁夷著

この本の冒頭に

私は生涯の中で最も心をこめて
京都を深く味わって見たいと思った。
それは、京都の持つ日本的なものの良さに
無理なく心が通い、深く触れ合える地点に
私の遍歴が達したからと思うからである。

と、ありました。

そんな心境での東山魁夷の古都京都の
絵画、
京都の潤い、東山魁夷の潤い、、、
滲み出るようです。

「京都きらい」井上章一著」

京都の良いところを記す本は当然溢れていますが
このタイトルを見たときに
「きっと、京都が好きな人が書いたのだなあ」と思いまして
手に取りました。

洛中洛外の差については
良く聞くことですが
今もなお、それがベースにあるのが興味深い。

著者は、嵯峨うまれ、京大、そして今は
宇治にお住まいのご様子。

そして、洛中の人たちから見ると
嵯峨や宇治や山科などは
ど田舎な訳で、京都じゃない、という意識があるのですね。

面白いエピソードとしては
著者が、洛中の方にインタビューをされた時に
「君はどちらのうまれか」と聞かれて
嵯峨、と答えた時に

「昔、肥をくみ取りに嵯峨から来てもらった農家の人のイントネーションが
懐かしい」というような話がありました。

つまり、案に
嵯峨の田舎の農家から、洛中に肥をくみ取りにきてたということで
嵯峨は洛中と違って、田舎モンという事が伝えたかったわけだそうです。

また、洛中の30過ぎの独身女性が
「とうとう、山科の縁談がきた」ということで
山科ではだめですか?との問いに
「山科なんかいったら、東山が西に見えてしまうやないの」と言われたそう。

面白いお話で
ますます、京都に面白さを見つけてしまった訳です~

「京都の定番」柏井壽著

私は、古代ローマが好きなのだけれども
幾重にも重なっている地層のような歴史が好きなのだと思う。

イタリアにどんどん行けるとしたら
古代ローマ研究などしてしまいそうですし。

この「京都の定番」も、京都保存本の一冊となりました。
定番の清水寺、金銀、上下賀茂神社等の背景や
その周辺全体を味わうための良い参考書となりました。

数年前から京都通いをするようになりましたが
全体を味わい
そして、今は、その時の気分や興味、季節に合わせて場所を選び
丁寧にじっくりと味わいたいと思うのです。

ひとつのお寺をとってみても
季節や時間帯
お天気、そして自分の気分や生活環境
その歴史的プロセスを知るだけでも
見方や味わい方が違ってくる

だから、何度訪ねても
面白くて仕方がない。

今は、

大徳寺
大原、行きたいなあ。

私は毎回大徳寺へ行っている気がするけれども。

ん~今度京都へはいついけるかしら。

「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」相原恭子

京都検定を受けたいこともあり、
これからの2か月の読書は、京都関連本にしようと思います。

が、他にも読みたい本がいっぱいで
どうしよう~~!

この本、ものすごく興味があった訳ではなかったのですが
祇園周辺や花街の世界をもう少し詳しくしりたかったので
読んでみました。

ところが!
面白かったのです。
安定して読み切りました。

京都出身の舞妓芸妓が減り
旦那が減る中での花街の世界ですが
今日とは、花街抜きでは考えられないので
生きぬいてほしいと思います。

今もなお、昔と変わらず
屋形(置屋)のおかあさんとは身内のようではるけれども
叱りかたなど、考えないと
いまどきの若い子は、やめてしまう事もあり
丁寧に接している様子です。

先日、祇園の一見さんお断りのお店に連れていててもらいましたが
いつかお座敷にも。。

本を読んだ後ですので、さらに興味いっぱいです。

メモ

祇園甲部(都をどり)(温習会)(八坂女紅場学園)
祇園東(祇園をどり)
先斗町(鴨川をどり)(水明会)鴨川学園
宮川町(京おどり)(東山女子学園)
上七軒(北野をどり)(寿会)
島原

行事

正月「お箸紙」
1/7 始業式
1/13 初寄り
2/3 節分とおばけ
2/25 梅花祭
3/20 大石忌
4/16 平安神宮奉納舞
7/上旬 みやび会
7月 祇園祭
7-8月末 上七軒ビアガーデン
8/1 八朔
10/4 ずいき祭
10/22 時代祭
11/8 かにかくに祭
12/1 お献茶
12月上旬 顔見世総見
12/13 事始め
12/31 おことうさん・おけら火

お座敷遊び
野球拳 とらとら 夫婦拳 おまわりヨイヤサ 迷惑拳 麦つんで
べろべろの神様 つるつる拳 いろはのいの字 金毘羅船船 桶貸しとくれやす

旦那 まずと暇 水揚げ 水揚げ旦那 初のぼり ご飯食べ 掃除抜け
お祭り抜け みられ 宿坊 客止め
ごまはん あぶらむし 電信棒の雷 雑魚寝 廊下とんび

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