京都花鳥館は穴場アンティークマイセンと日本画の館、行き方は?
マイセンの館と言っても良いのではないでしょうか?
京都花鳥館へ行ってきました。
私は、特にマイセン大好き!という訳ではありませんが
あまりにも美しく気品あり
とにかく可愛らしくて
いつまでも、その空間の中に存在したいと思いました。
ドイツでもこれほどのスノーボールコレクションはないそうです。
京都花鳥館について
京都洛西の住宅街の一角に開設された京都花鳥館は
ヨーロッパ随一の名窯として世界的に著名なドイツ・マイセン窯の磁器と
京都画壇の花鳥画の第一人者である上村淳之画伯の日本画を展示する、とてもユニークな花鳥館です。
マイセン窯の磁器と上村画伯の日本画とは、一見異質なようですが、花と鳥という題材、
優雅な美感、繊細な情趣の表現など共通するものがあります。
京都花鳥館では、スノーボールという小さな白い花が密集している装飾的な壷やポット
そして、鳥を中心とした動物の作品が沢山あつめられています。
とりわけスノーボールに鳥を組み合わせた蓋付壷には秀作が多く
現在、これだけまとまったスノーボールのコレクションは、本場のドイツマイセンよりも
集められているのではないかと言う事です。
マイセンを集めたのは誰?
このような素晴らしいコレクション、いったい誰が集めたのでしょうか?
気になるところです。
京セラの稲盛さんの後に社長になられた安城 欽寿・千鶴子夫妻のコレクションだそうです。
安城 欽寿の奥様、千鶴子さんは、とにかくチャーミングでな女性であり
鳥と花が大好きだったのだそうです。
そして、ある日マイセンに出会ってしまい惚れ込んでしまったらしい。。。
京都花鳥館への行き方と拝観について
実は、私はタクシーで行きましたが、なんと
タクシードライバー3人に聞きましたら、誰も京都花鳥館の存在を知りませんでした。
なんと勿体ない!!
場所は、松尾大社と鈴虫寺の間、月読宮の近くです。
利用交通
①阪急嵐山線/「松尾」より徒歩8分
②市バス29系統/「松室北河原町」より徒歩約3分
京都バス63・73・83系統/「北河原町」より徒歩約3分
※京都駅前バスターミナルからは
京都市バス28号、京都バス73・83号にご乗車ください。
開館時間
午前10:00から午後5:00まで
※午後4:30までにご入館ください
休館日 毎週月曜日
(但し、月曜祭日の場合は火曜日)
観覧料
一般 1500円 学生 1200円
さいごに
マイセン好きでしたら是非是非!
マイセンに特に興味が無い人であっても
オススメです。
こんなに素敵なのですが、今回は私一人だけで独占でした。
支配人の案内と説明をしていただき、館内を回ることが出来ました。
京都花鳥館は、趣味のコレクションであり
マイセンが好きでたまらない人だけに
きて欲しい、と宣伝をしてないのだそうです。
リュックと運動靴で、旅のついでの方には来てほしいとは思わず
好きでたまらない人に来てほしいのだそうです。
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