PPAP商標出願元弁理士の特許大量申請記事から弁護士や専門職の「モラルに憤る」

   2017/02/02


知財関係の友人とご飯を頂きながら、いま話題になっている
「PPAP」やピコ太郎など商標出願したベストライセンス株式会社の元弁理士のニュースに憤っていたので
話を聞いてみました。

そして、弁理士としての特許の話から
法にかかわる弁護士の話などもして
世の中には残念な人間がいるものだと改めて呆れかえってしまいました。

PPAP商標出願の元弁理士は業界で有名

ベストライセンス株式会社元弁理士の上田なんちゃらは
弁理士業界、特許関連の人たちには有名な存在だったそうで
ああ、またね、という感じなのだそうです。

上田なんちゃら氏が、元弁理士となっているのはなぜなのかとお聞きしましたら
登録抹消された理由は、特許出願代理業務など弁理士としての業務は禁じられている行為を行ったからのようです。

既に抹消されている人なので
「個人」が何をしても弁理士業界からはもう何も言えないようです。

今まで、出願した商標登録は下記などだそうですが
出願するのは自由なので法的には問題がないのですね。

「リニア中央新幹線」
「民進党」
「おおさか維新の会」
「じぇじぇ」
「やられたらやり返す」
「STAP細胞はあります」
など、大量に出願されていたようです。

商標登録をするには
出願し審査に通らないといけないのですが、出願料だけで2000万円にもなるようです。

知人弁理士がいうには
出願には出願料が必要ですが、上田なんちゃらは払っていません。

そして、出願をして特許庁から「支払ってください」といういわゆる催促のお知らせが
届くそうですが、その間に2~3か月?ほど時間稼ぎがあります。

お金になりそうな案件だと判断したもの対しては
出願料を支払い有効にする、そして何にもならなそうなものには
払わず失効させてしまうのだそうです。

ずるいな。

特許庁によると

「一部の出願人の方から他人の商標の先取りとなるような出願が大量に行われている」と
ホームページで注意喚起しているそうですが、
この会社や男性からの出願が目立つようになったのは2013年から。

同庁商標課の担当者は「出願があれば受け付けないわけにはいかない」が
「男性は出願手数料をほとんど払っていないため、一定期間後に却下処分にしている」とし
「先に申請されていても、商標登録を断念しないでほしい」と呼びかけているそうです。

このニュースについて、知人弁理士と話をしていたのですが
弁護士もお金になり辛い世の中で
「あえて案件を作って」裁判に持ち込むことも増えているそうです。

弁護士もモラルを持ってほしい

また

仕事として成り立たせるために
つまり民事に関してですと収益(損害賠償金)を得られそうだと考えて
被告の範囲を安易に広げてしまうことも多いようです。

弁護士の仕事は、依頼人から持ち込まれる案件を、
依頼人からの感情面での不服、事実そのものの経緯などをすべて聞いて
それを法律的にいかに解決できるかを考えていくのが仕事です。

弁護士は、
依頼人の話を良く聞き、訴訟を有効に起こすのはもちろん大事な仕事ですが
被告を設定するときに
「ただお金をとれるかもしれない」という安易な決め方ではなく
実際に
被告に値する立場の対象であるかどうかを
精査しなければなりません。

これを怠ることで、
刑事告訴ならば、冤罪をうみだしてしまう可能性が高いし

民事訴訟ならば
責任のない人に賠償をおわせてしまうケースが生まれると思います。

また、何ら関係なくとも
一旦、「被告」として、原告により裁判の上にのせてしまうということは

「何も関係ない」という証拠を徹底的に証明していかなければなりません。
その精神的負担と家族の負担は
とてつもないものであり、

それが、安易な「原告弁護士側の杜撰な調査のもと」始められたとしたら
たまったものではありません。

弁理士もそう、医師もそう、
弁護士もそう、

難しい試験をパスしての資格ですが

人としてのモラルをもち
心して、職務をこなしていただきたいと
強く思います。

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