直島で草間彌生に出会い、国立新美術館の草間彌生展を観に行くことに。
目次
直島で草間彌生さんと出会う
「草間彌生」という名前を知らないうちに
直島へ行ってきました。
今考えると人に言えないほどに恥ずかしいことなのですが、私は草間彌生さんを知らなかったのです。
直島のいたるところに「草間彌生ワールド」が展開しており
これは相当有名な方なのだ、とトンチンカンな感想を持ったほどです。
草間彌生さんを知らなくても、彼女の作品には触れたことが誰しもあるように
私も、ああ、この作品ならば知っているというものがたくさんありました。
直島では美術館にホテルが併設されいて、そこに泊まることできまして
といいますのは、その時一緒に旅した友達は
その翌年、末期がんで旅立ってしまったのですから。
そんなことから、草間彌生さんの作品に触れるたびに
友達の顔が浮かびます。
「草間彌生 わが永遠の魂」国立新美術館にて5月22日まで
その“水玉の女王”前衛芸術家・草間彌生の70年にわたる芸術活動の全容が紹介される展覧会
「草間彌生 わが永遠の魂」がついに開幕(国立新美術館にて5月22日まで)です。
2月21日に開催された内覧会は拍手と歓声に両手を振って応える草間に、報道陣たちから「カワイイ!」と声が上がったそうですが
樹木希林ににた雰囲気で、私もとてもかわいいと思うのです。
草間彌生さんとはどのような人なのでしょうか
創作活動初期
長野県松本に生まれ、幼少のころから絵を描くことが好きだったけれども、母親から画家になることを強く反対されていましたが
幻覚や幻聴に悩まされながら、その解決のために絵で表現するようになり、そのまま絵画の勉強を続け1952年に最初の個展を開きました。
10歳のころに描いた母の肖像画には、その後生涯のテーマとなる水玉がすでに見られれるそうです。
ニューヨーク時代
女性であることや偏見から逃れたい一心で、28歳のときに渡米します。
ある記事を読みましてそのまま転機しますと
「無限の網目で空間を埋め尽くす『ネット・ペインティング』(無限の網)で、ミニマル・アートの先駆けとして評価され、布を用いた柔らかい彫刻『ソフト・スカルプチュア』、『ハプニング』と称される屋外でのヌード・デモや乱交をテーマにしたパフォーマンスを披露。ベトナム戦争に対する愛と平和のメッセージを発信するなど、時代の先端を走りました」
ということ。
このころのことをもう少し深く知りたいと思うのですが、展示会に行くことでそのきっかけがつかめるでしょう。
東京時代
心身の不調にみまわれ1973年に日本に戻ります
東京で入院生活を送りながらコラージュや版画を数多くうみだし、アメリカ生活で公私ともによきパートナーだった
美術家ジョゼフ・コーネルや実父の死が当時の作風に大きな影響を与えたいわれています。
その後は、小説や詩などの執筆も始めます。
1989年にニューヨークで回顧展が開催されたのをきっかけとして、世界的に評価が高まり
世界的巨匠としての地位を確立させていったのだそうです。
国立新美術館アクセス
入場時間 : 10時~18時(入場は17時30分まで)
※会期中の毎週金曜日は20時まで(入場は19時30分まで)
※2017年は、1月14日(土)、21日(土)、28日(土)、2月4日(土)、4月29日(土)-5月7日(日)の毎日は20時まで(入場は19時30分まで)
この記事へのコメントはこちら