水郷佐原と伊能忠敬旧宅、そして東薫酒造への日帰り旅を計画中
水郷佐原の魅力
旅好きな兄から、佐原は面白いぞ、と勧められました。
兄は、社会科の教員でしたので、歴史や地理など特に詳しく時折、歴史地理旅好きの妹の私に面白い場所を教えてくれます。

旅ナビhttp://www.suigo-sawara.ne.jp/entry-info.html?id=4512より
伊能忠敬活躍の地佐原
人生50歳から!地球1周分歩いた男 伊能忠敬
なんと
56才を過ぎてから肉体をメジャーにして17年間をかけて
全国を歩ききったそうです。
私も50も半ば近くなり、伊能忠敬の人生第二のスタートの世代に近くなりますが、
好奇心だけは衰えず
伊能忠敬のような生き方は本当に刺激的です。
日本初の日本地図作成が有名ですが
佐原(現千葉県香取市)で、事業家として活躍をしました。
隠居をしてから天文学や地理学を学び、大日本沿海輿地図を完成させたことで広く知られていますが
佐原が生んだ偉人ですね。
佐原では、事業をしていた間の30年間を過ごしたのだそうで
そのお屋敷が残っているというのです。
これは、行かねばなりません。
水郷佐原
水運を利用して「江戸優り」といわれるほど栄えていた佐原ですが
江戸の文化を取り入れて、それを独自の文化に変えていったそうです。
その面影を残す町並みが、今でも残っていると兄が勧めてくれたのでした。
佐原は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているそうですが
小江戸の川越や倉敷の街並みなどをイメージすればよいのでしょうか?
川沿いに重要伝統的建造物群保存地区伊能忠敬旧宅(寛政5年(1793)建築・国指定史跡)のほか県指定文化財も8件(13棟)が
軒をつらねているそうです。
伊能忠敬とは
伊能忠敬略歴
伊能忠敬とは日本地図を
初めて作成したということで有名です。
「自分で歩いて地図作ったってすごい」という記憶だけがありました。
50歳で隠居し江戸に出て、天文・暦学を学び始めたそうです。
当時の50歳とは、今の70才くらいでしょうか?
本当に私からすると、理想的な生き方です。
ある時にきっかけをつかんで地図作りを始め、17年をかけて日本全土を実地測量し
実測による日本全図の作成という壮大な事業を成し遂げました。
佐原に行ったら、あちこち歩きますが、
まずは伊能忠敬旧宅に行きたいと思います。
伊能忠敬旧宅(国指定史跡)
伊能忠敬が佐原で30年余りを過ごした母屋と店舗がそのまま残されているそうです。
(母屋は寛政5年(1793)忠敬自身が設計したもの)
18歳で伊能家の養子となり、醸酒業ならびに米穀薪炭の事業に専念
村政の中心としても活躍していたそうです。

旅ナビhttp://www.suigo-sawara.ne.jp/entry-info.html?id=4512より
<建築年代>
店舗・正門:不明
書院:寛政5年(1793年)
土蔵:文政4年(1821年)以前
佐原の酒蔵 東薫酒造
また、酒蔵もあるそうで、ぜひそこを見学しようと思います。
佐原の酒造り、東薫酒造の歴史は、江戸初期(1661~73年)に伊能三郎右衛門(伊能家の先祖)が常陸の牛堀平八郎から70石の酒造株を買い受けて始めたそうです。
江戸中期には村で35軒の酒造家がいたのだそうですが、
現在は香取街道沿いにある、東薫酒造と馬場本家の2軒のみだそうです。
江戸時代文政8年に創業の東薫酒造は、伊能家に弟子入りし、酒造業を習得発展させたと伝えられています。
酒蔵見学が可能だそうですので、これはぜひ訪ねなければなりません。
酒蔵見学
年中無休で営業しており
酒造りの工程を無料で見学できます。
酒蔵見学ご案内時間
(予約のない場合)
10:00 10:30 11:00 11:30
13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30
あとは、駅前の佐原観光案内所で地図をいただき歩きましょう。
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