京都大原 来迎院を独り占め
京都の大原、まずは、まだ一度も行ったことのない、そしてほとんどの人が訪ねることはないと思われる
来迎院へ向かいました。
大原女で有名ですが「大原女の小径」を三千院方面へ向かいます。
三千院からさらに10分ほど登ったところ
バスターミナルから参道を歩いて
10~15分位のところに三千院の入口があります。
三千院までは土産物屋や食堂を見かけますが
そこを過ぎると店はなくなり山道になっていきます
左手に三千院を眺めながら、通り過ぎます。
最高のお天気ですが、市内の混雑とはかけ離れています。
大原なのになぜにこんなに静かなのでしょう。
やはり、市内からは少し時間がかかるからでしょうか?
人っ子一人いない、来迎院。
ここは、日本音楽の源流ともいえる声明の修練道場として開山されました。
最澄の弟子で天台宗を大成させたことで有名な円仁が声明の修練道場として開山したのは、9世紀と言われています。
声明とはお経に音曲を入れて唱える仏教音楽であり
インドを起源に中国から日本へと伝わったと言われているものです。
誰もいない来迎院で、静かに静かに過ごします。
空気がピーンと張ってい、かつ穏やかな気配もあります。
階段を登り、お堂に。
静かすぎて深呼吸をしてしまいました。
鎌倉時代の仏像です。
1人で過ごしていましたら、フランス人の方が。
何故にここに?と伺いましたら、添乗員をされていて、何度も日本来ているそうで
混んでいない静かな寺院で過ごしたいと大原まで足を延ばしたそうです。
日本を24日間旅をするツアーガイドで、8人を車に乗せて日本を回っているそうです。
来迎院からさらに上ののぼる事10分、音無しの滝があります。
なんと、ドイツの方とすれ違いました。
外国の方たち、色々調べての観光されているので驚きます。
日本人にはお会いしませんでした。
大原のスタートは、来迎院を独占して始まりました。
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