地熱発電は火山温泉国日本の再生可能エネルギー?メリットデメリットは?

   2016/10/03


20年ほど前になりますが、私は、地熱発電のファンクラブに入っていました。
知人が地熱発電の研究者であり、そこに集まる人たちは、原発のリスクを考えていて、火山と温泉の国、日本では、地熱発電が再生可がエネルギーとして最適ではないかと考えて先を見据えた専門の人たちでした。

私は、ただただ、地熱発電の再生可能エネルギーの可能性と原発のリスクを考えている主婦でしたが仲間に入れていただきました。

グループでは、どうにか、地熱発電のエネルギーを人に知ってもらえないものかと
お酒を飲みながら、あれやこれやと話題にしていました。

しかしながら、国策としての原発への勢いと投資があり、地熱発電は全く見向きもされなかったのです。
ところが、2011年に東北大震災が起こり、福島原発事故から、太陽光発電、風力発電とともにクリーンな地熱発電が再生可能エネルギーとして注目を浴びています。

 

地熱発電に興味をもったキッカケ

ゴーストタウンと化した福島浪江町がふるさと

私の主人の故郷は、福島原発の近く「浪江町」です。
今回大被害にあい「ゴーストタウン」とかしてしまった、あの「浪江町」です。
すべての親戚家族は、人生がくるってしまった、といって過言ではありません。

30年近く前に主人と結婚し、毎年浪江町には里帰りをしておりました。
東京方面から福島浪江町に車で移動する時は、常に福島原発を眺め不安に思いながら、移動しておりました。

チェルノブイリ原発事故からの不安

ちょうど結婚をしたころにチェルノブイリ原発事故があり、それはそれは、ハラハラしながら過ごしていた記憶があります。
私がチェルノブイリや東海原発の事故に関心を持ち、本を読み少し知識があったので
ハラハラしている一方、福島の親戚や両親は「原発は安全」と信じていたようですから
私が原発のリスクに関して話をすると、おかしな発言をする嫁、という雰囲気になったものです。

「あなただって、電気を使うでしょう?なにをいってるの?」という居心地の良くないと事もありました。

それに対して、なかなか相手が納得できるような説明も出来なかったのが悔しかったのですが
大きな原発事故も起こっておらず「日本の原発は安全」と言われれば、確かにそうなのかもしれない、とも考えておりました。

再生可能エネルギーはないのか?

しかしながら、研究開発に投資をすれば、クリーンなエネルギーを得られるのではないか。
温泉が多い、火山国家の日本にとって、地熱エネルギー、地熱発電は最適なエネルギーなのではないかと
興味を持ち「地熱発電ファンクラブ」に登録しました。

 

そんな中、福島原発事故から地熱発電が再び注目を浴びてきました。

では、再生可能エネルギーとは?また、地誕生から50年も経つのに長らく成長が止まっていた地熱発電、地熱発電とはどのような発電システムなのでしょうか?

再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い
太陽光や風力、地熱といった自然界に常に存在するエネルギーのことを言います。
その大きな特徴は「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない(増加させない)」ということです。

地熱発電とは?

地熱発電とは、主に火山活動によって発生した蒸気を使って、タービンを回し電気エネルギーを作る発電システムの事を言います。
火力発電や原子力発電と同様に蒸気で回転するタービンに配管を通して蒸気が送られる部分は同じですが、
地熱発電の特徴は、蒸気を取り出すための井戸を掘っていきます。

蒸気が発生する「地熱貯留層」までボーリングによって、蒸気を取り出して、配管からタービンに蒸気を送るようにします。

火山活動が活発な地域では高温の蒸気を得ることができます。
また、60~80℃程度の蒸気しか発生しない場所では、タービンを回す「バイナリー発電(サイクル)」が採用しているそうです。

地熱発電のメリットデメリットは何でしょうか?

地熱発電のメリット

地熱による蒸気が発生する場所であれば、どこでも設置ができるという点ですが
その点、日本は温泉がたくさんありますから、火山活動が活発な地域には、地熱資源があります。

また比較的安定して発電することも可能なのだそうです。
そうなると、原子力発電と同じように安定した電源となれるメリットがあると言われています。

風力や太陽光発電のように、天候や気温、日中夜間の時間を問わず発電することができるので
夜間の電気供給を支えることが出来るということもメリットです。

また、私が地熱発電のファンクラブに居た時には、発電プロセスに二酸化炭素(CO2)などの地球温暖化ガスや
二酸化窒素(NO2)などの汚染物質を排出しないので、非常にクリーンなエネルギー源という点も大きなメリットだと、話題になりました。

火山活動の大きな変動による地熱発生が変わらない限り、
エネルギー源が無限であり資源の枯渇問題のリスクがないところも大きなメリットと言えます。

地熱発電のデメリット

地熱発電のデメリットは、設置場所が限られるという点だそうです。
火山活動によって蒸気が発生しているところにしか設置できず、また井戸を掘って蒸気を取り込むため
周りの温泉施設に悪影響を与える可能性があります。

実際、地熱発電ファンクラブにいるときにも、温泉地域の旅館主からの反対が多くて、なかなか先に進めないのが現状ということを
聞いていました。

お金をかけてボーリングしたところ、上記が出なかったなど、ということを聞きましたが、実際に
蒸気の調査や井戸建設のために大きなコストがかかるという点もデメリットの1つのようです。

また、蒸気のエネルギーを取り出すための施設が大きくなるので、山や森林に設置する場合は生態系に影響を与え、
また温泉地域への影響もあるという欠点もあります。

再生可能エネルギー、地熱発電のまとめ

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱といった自然界に常に存在するエネルギーのことを言います。
地熱発電は、火山温泉国日本の再生可能エネルギーとしては最適かもしれません。
地熱発電は、火山活動によって発生する蒸気エネルギーを活用して発電するシステムです。
比較的安定して発電できるため、ベース電源となれるメリットがあります。
調査費用や井戸建設にコストがかかり、周辺の温泉施設に悪影響を及ぼすというデメリットがあります。

原発エネルギーが不安である現在、地熱発電のようなクリーンな安定エネルギーは
太陽光や風力とともに、力を入れていくことに意義があると思います。

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