オートファジーは細胞内リサイクル?ノーベル賞単独受賞の大隈良典さん人がら

 


オートファジーの発見研究で、東工大教授の大隈良典さんが
ノーベル賞単独受賞されました。

オートファジーとは?

Autoは自分
Phagyは食べる という意味だそうです。

オートファジー発見の経緯

1960年 べルギーのドデューブが「細胞内での成分の一部が分解されているらしい」ことを発見
1974年 ノーベル医学生理学賞を受賞、このドデューブ氏がオートファジーと命名
この時点では、仕組みはわかっていなかった。

それから月日が経ち
1988年 大隈氏顕微鏡を覗いていたら、酵母の中に飛び跳ねる小さな粒を発見したそうです。
肉眼で初めてオートファジーの発生を観察、これはなんだろうと疑問を持ち研究を始めた

オートファジーの仕組み

簡単に説明すると、細胞の中のリサイクルシステムと考えると良いのだそうです。
細胞の中で作られたたんぱく質が使われて、使用済みになったものが、
再生されて、また新しいたんぱく質へと生まれ変わるという、細胞内のリサイクルシステムと考えるとわかり易いようです。

1 たんぱく質などが用済みとなり、細胞の中に膜が出来ます
2 その膜がゴミ袋のような役割となり用済みたんぱく質をに取りこみます
3 そのゴミ袋を細胞内のリサイクル工場に自分で行きます
4 たんぱく質がそこで分解され、新しいアミノ酸などになり、それが新しいたんぱく質になっていく

オートファジーのメカニズムを発見

1993年 大隈教授、オートファジーが起きない酵母の発見をし、正常な酵母と比較、
そこから、オートファジーを司る14種類の遺伝子を発見

遺伝子を発見しないと、オートファジーのメカニズムがわからない、それを研究、明らかにされた

オートファジーは癌の治療や認知症の予防になる

オートファジーは、癌の治療や痴呆症などの予防に役立つかもしれません。
細胞のリサイクルシステム、つまり、オートファジーの機能が滞ると様々な病気を引き起こす可能性が高まります。
アルツハイマー病、パーキンソン病につながります。

しかしながら、オートファジーが過剰に働くと、がん細胞のできる原因になるなるようです。

つまり、正常な状態でこのサイクルが回ることが大事なわけです。

それを正常に働かせるための遺伝子を大隈教授が発見された、ここがとても重要なのだそうです。

オートファジーを抑える薬によるがん治療の臨床実験もアメリカで行なわれているそうです。

生活習慣病にも役立ち、オートファジーは細胞を健康に維持する、不老長寿への貴重な発見と研究ですね。

では、大隈良典さんはどのような人なのでしょうか?

 

大隈良典さんはどんな人なのでしょうか?

テレビのインタビューで、とても印象に残ることを話されていました

「人が寄ってたかってやっていることをやるより、人がやってないことをやる方がとっても楽しいのだ」
それが、サイエンスの本質であり、誰もやっていないことを見つけられたことが、研究者の支えであり
喜びあったということです。

ノーベル賞は少年時代からの夢

少年時代からノーベル賞を夢に描いていいたそうで、お父さん、お兄さんが学者だったことから
お兄さんが帰省する度に科学書を買ってきてくれたのが、興味のきっかけになっていたそうです。

東京大学大学院で医学博士を取得、その後ロックフェラー大学へ留学、研究者の道を歩み始めます。

印象的なヒゲは、童顔なので外国に行く時若造に見られたくないのでヒゲを生やしたのだそうです!
奥様からは、ジジくさいからやめるように言われたのだそうですが。

少年時代からの夢を実現されたのです。

大隈良典さん、奥様のコメント

奥様とは、大学院で出会い、学生結婚をされたそうです。

「第一印象はなんか変な人だった、人がやらないようなこと、例えば、プラットホームの端っこを歩いたり
普段の大隈さんは、家でもふざけていてメガネを変なところに隠したり、多分、もともと、子供の頃からいたずらっ子だったのではないかと
思うけれども研究室では難しそうな顔をしているのではないでしょうか?」とのコメントが、とても
とても、楽しそうなご家庭の雰囲気を感じました。

大隈さんの研究室では気遣いの人

研究室の助教授の方のインタビューでは、東工大の敷地内で四つ葉のクリーバーを見つけてきてくれて
研究室のみなさんにプレゼントしてくれるのだそうです。

それを貰うと、実験がうまくいったり、私いデータが出るような気がするのだそうです。

大隈さんの未来への希望

あれっと思うこと、たくさん世の中にはたくさんありますから、そういうことへの気づきを大切にしてほしいし
なんとかなるさ、と考えて、いろんなことにチャレンジしてほしいと強く希望されています。

のーべる賞は、日本人として25人目であり、自然科学系の単独での受賞は
湯川秀樹、利根川進、大隈良典、と三人目です。

単独ですから、医学生理学賞金は、9500万すべて大隈さんへ届きます。

大隈さんは、この歳になって豪邸に住みたいわけではないし、外車に乗りたいわけでもない、
若い人たちのサポートができるシステムができないか、と考えているそうです。

様々なプロセスやインタビューから、大隈良典さんのお人柄がよくわかりました。

本当におめでとうございます

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