地震に備える。東京直下型地震は?阪神大震災経験のさとなおさんアドバイス
目次
東北大震災から、日本のどこかで震度4クラスの地震が起きても驚かなくなりました。
我が家の親戚は、福島に集中していたこともあり、原発で一族がちりじりになっています。
地震お恐ろしさ、それに伴う原発事故の怖さを実感しています。
今もなお、東北、熊本、、など、あちこちが時折揺れます。
日本のどこに大地震が起こっても不思議はありませんが南海トラフに関しては、
どこにいても、被害にあいそうです。
東京の海沿いで働いていますが、東京直下型が来たらどうなるのでしょうか?。
M7クラスいつ起きても不思議はない状態
首都直下型のM8クラスの巨大地震は、約200年周期で発生していると考えられているそうです。
その後、約80~100年の“静穏期”を経てから、“活動期”に入っていくそうです。
活動期に入ればM7クラスの地震が頻発し、最後にM8クラスの巨大地震が発生という周期らしく
1923年の関東大震災から現在までの東京が静穏期だとすると、活動期に突入する時期ということです。
地下鉄は安全というが
地下鉄は緊急時のために予備電源を作動させることが義務づけられています。
それは安心といえますが、大地震となると、地上は帰宅困難者などによってひしめき合っているため、
簡単い地上、外に出ることはできない状態となるでしょう。
そして安心と思っている電源も40分後に停止、構内は完全に停電となるのだそうです。
本当に想像するだけで怖いですね。
タワーマンションは下へ移動
私自身、タワーマンションにいることも多く、大地震が来たときはどうしたらいいのか?と考えます。
とにかく長時間揺れますし、停電や断水、様々な不便な状況に陥ることになりますので、とにかっく
タワーマンションなら下の階へ移ることが重要かと思います。
超高層マンションの上階はステイタスになっていますが、高層建物上階は長周期振動で大きく揺れます。
大地震でエレベーターが停止すると、高層階まで歩いて上下するしかなくなります。
非常照明の電源が尽きると、照明も点灯しない真っ暗な階段を上下することになります。
阪神大震災経験者のさとなおさんのアドバイス
私は、タワーマンションにいる時間も多く、また、住居は敷地内に2つあり、10人近い人が住んでいることから
改めて、地震への備えを確認しておこうと思いました。
そこで、とても参考になったのが、
さとなおさん(佐藤尚之さん 電通出身のクリエイティブ・ディレクター)の日記でした。
阪神大震災、あの日、震度7の真上にいたのだそうです。
その、さとなおさんが、経験した人間しか語れない部分として
「地震が起こる前に準備しておきたい事」をアドバイスされていました。。
とても長かったので、ポイントだけをメモしておきます。
家具の固定(基本中の基本)
大変だったら、押しつぶされたらヤバイ奴だけでも固定。
鎖はブチ切れてしまうので金属の紐がいいらしいです。
観音開きの扉は赤ちゃんようストッパー器具でとめる。
食器が落ちて割れると怪我します。
寝室に背の高い家具は置かない。
寝ている時に倒れてくると対処が全くできない。
夜中は真っ暗で、大地震だと家具が倒れる前に電気が消えてしまう。
貴重品を奥にしまわない。
奥までとても取りに行けない状況になる。
貴重品、比較的家具が少ない部屋か、玄関の下駄箱にでもしまう。
これは家が倒れた場合でも貴重品を掘りだすのが楽。
あと、玄関に「メガネ」これ大事~。コンタクトしてる状況ではなくなりそうだから。
繰り返しで「メガネ」
メガネは「家具などが倒れてこない場所」かつ「揺れで飛ばされない場所」
阪神大震災では、ニュースにはならなかったけれども
メガネで困った人がたっくさんいたのだそうです。
(枕元と予備のメガネを玄関に)
コンタクトは、あったとしても、水に不自由する環境になるので、メガネは必須。
緊急持ち出しグッズは、買うだけ無駄。
今の日本の豊かさを考えると1日から1日半ほどで何かしら物資は届く。
(私は、余裕をみて、3,4日分のカップめんとかスープとか緊急食を準備)
絶対に必要なのは、懐中電灯とバケツ、帽子。
帽子は防寒具というよりも、何日もお風呂に入れない生活をしてると頭隠しになるそうです。
ガス製品から電気製品に変えていこう。
電気は復帰が早いのだそうです。我が家はオール電化で、ソーラーがありますので
緊急時にはソーラーからダイレクトで電気が使えます。(壊れていなければ)
阪神大震災の時、ガスは3か月復旧しなかったそうです。電磁調理器具、ポット、ジャーが
役立ったそうです。カセットコンロは、とても役立つそうです。
そのほか、私が体験した大事なこと
●現金を用意
大災害が発生した場合頼りになるのは何と言っても現金です。
私は大震災の時に一番最初にとった行動は、ATMに走りました。
5~10万円程度は用意しておきましょう。
貯金箱に百円玉、五百円玉を毎日貯めれば簡単ですね。
●照明器具を携行
どこからでも夜間でも歩いて帰れるよう、小型の懐中電灯を常時携行。
スマホも充電は終わったら心配ですね。
●家族の避難場所・避難ルート・集合場所、連絡先を決めておく
自宅が倒壊したり、類焼したときのことを考えて、家族共通の避難場所・避難ルート・集合場所、連絡先を決めておきます。
我が家は、どこにいても、自宅に集合と決めています。住宅が壊れた場合は、近所の小学校と公園。
●帰宅ルートを確認
会社などからの徒歩での帰宅ルートを確認しておきましょう。
大震災の時は、電車もバスもタクシーも全くダメでした。歩いて帰るためのルートをあらかじめ頭に入れておくことが大事ですね。
●太陽光発電機を用意する
電力網の破壊に備え、太陽光発電を導入。通常は、売電していますが、緊急時は、自宅で使えるシステムがあります。
ごはんくらいは炊けるかも。
●テントを用意する
罹災時、車の中に泊まらなくても良いよう、家族全員が入れるテントを用意。
キャンプ好きですので、これは非常時に使えると思います。
●カマド用ブロックを用意
電気・ガスが不通になった場合に備えカマドの代用となるものを用意。
ブロックなら三個あれば立派なカマドになりますね。我が家は庭があるのでトイレも大丈夫。
一度、家族で「これさえ有れば!」を書き出して準備する日を設けると言いですね。
我が家は、留学生や敷地内にシェアハウスがあり、学生も多いので
食糧と水は大目に!です。
そして、お風呂はいつも水を張ってあり、ウォーターサーバーを使っているので
常に12ℓの水が2,3あります
超簡単にメモにさせて貰いましたが
とても参考になりました。。
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