鎌倉の奥座敷紅葉ヶ谷の瑞泉寺で夢想礎石の庭園に出会う旅
都内から横浜に越してきて、最大の利点は
鎌倉が近く、京都に行かずとも、大人の歴史遠足が簡単にできるようになったことです。
そうだ鎌倉へ行こう
秋になり、お天気が良かったので
そうだ、鎌倉へ行こう!と電車に飛び乗ります。

瑞泉寺ホームページより
春は春で、お天気ぽかぽか、そうだ、鎌倉へ行こう!と電車に飛び乗ります。
夏は夏で、そうだ、海が見たい、鎌倉へ行こう!と電車に飛び乗ります。
鎌倉瑞泉寺
瑞泉寺は鎌倉公方(鎌倉府の長)の菩提寺として、鎌倉五山に次ぐ関東十刹にあげられた格式のある寺です。
境内は、四季を通して様々な花を楽しむことが出来ます。
四季をの花々
春は、桜、つつじ、ヤマブキ、シャガ、大根の花、
秋は、紅葉を味わい

瑞泉寺ホームページより
冬は、梅に水仙に、、静かな境内で色を味わえます。
春の若緑も美しくなる季節は、若緑のトンネルの中の階段を天に向かってゆっくりとのぼります。
秋は、紅葉のトンネル、春は、 緑のトンネルから抜け出ると
山門、そして、その奥が夢想礎石作の庭園となります。
夢想礎石作庭園
瑞泉寺は、夢想礎石によって開山されましたが
後醍醐天皇や足利尊氏も深くつながっており、鎌倉〜南北朝期に
京都でずいぶん活躍しました。
作庭にも才能を発揮し、瑞泉寺の庭園は、夢窓国師の作として、国の名勝に指定されています。
私の好きな京都の庭園
西芳寺、等持院、天竜寺、南禅寺、南禅院、、夢想礎石の作庭です。
そんなこともあり、とても楽しみにしておりました。
天女洞も見事ですね。
鎌倉文人ゆかりの瑞泉寺
この瑞泉寺は、吉田松陰も滞在したようですが、文人ゆかりのお寺と言えます。
川端康成、高浜虚子、永井達男、、
いろいろと歴史と文学に心を馳せながら静かに過ごすには最適なお寺です。
さいごに
鎌倉は、現在は外国人もいっぱいです。
瑞泉寺から歩いて、竹林で有名な「報国時」へ行きましたが
人があふれていたので、入場しないで帰ってきました。
観光客が増えることは喜ばしいことですけど。
この瑞泉寺は、まだ外国人観光客からは手つかずの場所、
また、門前には、お蕎麦屋さん、パン屋さんのカフェがありました。
いわゆる、穴場、かと思います。
紅葉ヶ谷という名所の通り、紅葉の時期は境内のあらゆる木々が紅く染まります。
お天気の良い日にいかがでしょうか?
瑞泉寺ホームページはこちら
http://www.kamakura-zuisenji.or.jp/
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